乱読からのつぶやき

「僕の仕事は、世界を平和にすること。」川崎哲

10代20代に読んで欲しい。川崎氏は、ピースボート共同代表、ICAN国際運営委員・会長を務める。川崎氏が学生時代から今に至る人生が書かれ、NGOの活動や大事に思っている事など、分かり易く書かれている。旬報社。

…あなたが、政府のなんらかの政策に反対だというときに、反対の声を上げることはとても大切なのですが、賛成している人と話をすることも大切です。話をすることで、相手が説得されるわけではありません。逆にあなたが相手におもねる必要もありません。意見はちがうままでいいのです。話すことの意味は、相手の考えを理解するということです…

「非核三原則---いま何が問われているのか」川崎哲 浅野英男

地平社ブックレット。非核三原則の成立から、広島・長崎、第五福竜丸等、被爆国の日本と、「核の傘」、日米安保などで守られている国から、葛藤する日本政府の様子が分かる。これからの4つのシナリオも興味深い。

…沖縄返還が実現した直後、佐藤首相は「国会において決議されたことであります。非核三原則、これはわが国の国是ともいうべきもの」1972年5月18日参議院内閣委員会で、語った…

川崎哲氏は、ピースボート共同代表ほか。

浅野英男氏は、核兵器をなくす日本キャンペーン・コーディネーター。

「奇妙な旅行」星新一

子どもから大人まで楽しめるショートショート。文字も大きく、短編集なので寝る前に少しずつ読める。星新一、生誕100年。

…昔、あるところに小さな村があった。村人たちの暮らしぶりは平穏無事。だれもかれも、可もなく不可もないといったところだった。そして、そこに住みひとりの男。彼は、「なんとかして簡単に金持ちにはなれないものだろうか」と、口にしながらすごした。だが、とくに惰性であったわけでもない…