乱読からのつぶやき

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「学び続ける理由」戸田智弘

99の名言と学びについて書かれている。一通り読んだら、時々ペラペラめくりながら読みたい。 …自分が学んだことを、誰か他の人に教えてみる。そうすることでもう一度学ぶことが出来る(略)他の人に説明してみると、自分の理解が不十分だったり、曖昧だった…

「こりずに わるい食べもの」千早茜

わるい食べものの第3弾。何々が嫌いだと言い切るエッセイ。食べることが大好きなことが良く伝わってくる。今回は、京都から東京に引っ越し、コロナ禍のときに書かれた作品。茜氏、挿絵担当北澤氏、編集T嬢との仲の良さが3作に繋がったのかも。 …京都を離れる…

「街とその不確かな壁」村上春樹

読了。世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド、海辺のカフカ、騎士団長殺し、そしてノルウェーの森などの要素が入った作品。村上ワールド満載。文學界1980年9月号に掲載された作品を書き直した作品。 …コーヒーショップのスピーカーから流れる、ポー…

「双面の天使」小池真理子

表題の作「双面の天使」新しいママがふたりに頼んだ赤ちゃんとの留守番の話。子どもたちが行ったことだけに怖さが倍増する。他の作品含ためサイコ・スリラー4編。 …三月というのに、雪でもちらつきそうなほど寒い日だった。午後五時。日が落ちて、窓の外はす…