乱読からのつぶやき

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「死の快走船」大阪圭吾

短編15編、昭和初期の頃の探偵小説作品。「新青年」等に掲載されたもの。江戸川乱歩の時代を彷彿させ、内容も面白い。 …履歴書によると、水田女史は新潟の出身で、なかなか教育もあり、驚いたことには、現在東京市内の某市立女学院の家事の先生を務めている…

「月まで三キロ」伊与原新

月のこと。雪の結晶のこと。アンモナイト化石のこと。プレアデス星のこと。火山のことなど、科学的視点とストーリーの混在が良い。読みやすくて引き込まれる作品。 …自分でもたじろぐほど胸が震えた。誰かに心配されるというのは、こんなに嬉しいことだった…