乱読からのつぶやき

「せどり男爵数奇譚」梶山季之

古本屋が出て来る本にまつわるお話。戦争中発禁になった「ふらんす物語永井荷風や、スケールの大きい話の「フォリオシェイクスピア初版本。少し恐ろしい装丁の話など、面白くてもっと読みたい気分。

…名所旧所を見て歩こうと云う気はない。それは絵葉書でも見たら、済むことだ。問題は、その土地に、どんな歴史があるかを知ることであった。それが古本を嗅覚で探り当てる時の、大切な要因になる…

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ネットの普及で、情報がすぐ手に入る昨今、せどりで儲けるのは難しいでしょうね。