本、古本好きの36人にインタビューした本。少しずつ1か月かけて読みました。古本の話は癒されます。古本屋に来年も行こう。
…「本の海で溺れて」とあるが、ただひとり溺れているだけでない。南陀楼さんはその海の泳ぎ方がじつによいのだ。そして、同じように本の海を泳いでいるひとたちを見つけ、接し、また外にそれを伝えていく。そのことによって、読者は、本の海のまだ知らぬ領域まで泳ぎすすむことができる(退屈男さん)…
…その人の生活のなかに古本と古本屋がどういう位置を占めているかを聞いてみたかったのです(略)その人の記憶にある最初の一冊から読書歴と本屋歴をたどっていきました…
装画・挿絵:武藤良子