乱読からのつぶやき

「天才はあきらめた」山里亮太

山ちゃんのこれまでの生活が書かれている。M1グランプリで準優勝し、M1バブルのことや、ネタ作りの執念が伝わるエピソードなど読みごたえがある。包み隠さず、気取らず書かれているのが良い。

…街中をぶつぶつ言いながらメモを取りながら歩いて、壁にぶつかって、その壁にぶつかったおかげで何かひらめいた!みたいなふりをして、外なのに座り込んで必死に何かノートに書き出すとか、なんとんなく自分の憧れる天才像をやって自分を勘違いさせていった…