彗星との日々ー中井英夫ー展を、東京古書会館2階で見て来ました。
受付が本多さんでビックリしました。少し当時のお話が伺えて幸せでした。
帰りに早速、中井さんの作品を探し「薔薇への供物」を購入し読みました。
幻想文学は、脳が受け入れる時間が必要ですが、読んでいると中井ワールドに引き込まれました。短編集で11の作品が、薔薇つながりで繰り広げられました。何十回と薔薇の文字を読みましたが、書けません…最後の作品は暗号を読み解くもの、作品の幅を感じます。「虚無への供物」も読みたいです。
装幀は、川口起美雄氏です。